創作鞄槌井は創業から14年目になりました。
神戸で育まれた創作鞄槌井の創業秘話をお話します。

職人の仁さんの生まれと革との出会い
仁さんは実は東京産まれ千葉育ちなんです!
20才まで格闘技をしており、革に触れたのは22才の時、京都の職人さんの元に修行に行かせてもらいました。
京都にも勿論縁もゆかりもありません。
初めての場所京都で初めて触れる鞄職人の仕事…
色々新鮮でした!
修行先 京都で出会った兄弟子
そこには私以外に1人兄弟子が居ました。
兄弟子は何年も修行して私が行った時には1人でデザインがら完成迄出来る技術を持っておられました。その兄弟子にも沢山教えてもらいました。
その兄弟子は実家に住み親の支援を受けていたので何年も修行出来てるけど、その時の私は22才の若造で家も貧乏で仕送りなんて当然無理だし、貯金もわずかしかない…
なのでそんなに長い間無給で修行出来る金銭的余裕はありませんでした。
修行先では一切稼げない状況だったので、どうにか革の仕事で稼げる様になりたいと考えていました。
修行先京都での気づき
修行時代に大切だと思った事は、
人生長期戦なので、続けられる事が1番大切だという事
そして場所や道具など何かを変えると積み上げた事の目減りは避けれないという事。
さらに技術向上に1番必要なのは何処で何を教わるかよりも、自分がどれだけ革に向き合って技術研鑽する時間があるかが大切だという事。修行先で師匠の空き時間にミシンを触らせて頂いたりよりも、もっと革に向き合う必要がありました。なので、修行先で技術向上してから起業するよりも、起業して技術向上しようと思い起業を決めました。起業して初めは試練の連続でした・・
神戸で起業した理由
そんなこんなで起業は決めたのですが、次は何処でするかです。
海外や沖縄など色々と検討しましたが、おしゃれな街神戸の雰囲気にそして異文化が入り混じる地なのでハイセンスで、他府県からの人も受け入れてもらいやすいと思い、神戸にお店を出す事にしました。
そんな神戸の気に入った所は街のおしゃれさと自然の近さです。
10分で自然豊かな山に入れるのは本当に魅力的ですよね。


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