こんにちは仁さんです（＾＾）
癒し担当のみゆちゃんが高熱や帯状疱疹と立て続けに体調を壊しちゃったので
今日は仁さんが腕時計ベルトについて紹介いたします！！
お客様が創作鞄槌井に腕時計の革ベルトをオーダーした理由
今回はbunzの腕時計ベルトなのですが、お客様のお話しをきくと「大切な方の形見」という他のには変えられない大事な時計をお預かりしました。
創作鞄槌井の工房を訪ねた理由をお聞きすると「革ベルトを交換したいが他のお店ではこのbunzの腕時計ベルトは見つからなかったので」という事でした。
特殊な革ベルトを創作鞄槌井の職人がフルオーダーメイドでどう解決するか
一度その場でお預かりして、じっくりと腕時計の革ベルトの付け根とムーブメントとの接合店を見てビックリ！！
めちゃくちゃ特殊な付き方していました。ラバーと金属がくっいており、その金属がムーブメント内部に入ってついているという特殊な構造だったので、こんな特殊な接着の仕方の革ベルトは今までの革ベルト交換のオーダーメイドでも見たことは無かったですし、こんな特殊な革ベルトの交換を簡単に出来るお店はなかなかないだろうなと思います。
実際に腕時計ベルトを制作してみたら大変でした・・
金属パーツをラバーから外し、再度革パーツにつける時は貼るだけでは弱いので縫いたいですが、さすがに金属は縫えないので、金属パーツに縫い穴一つ一つ穴をあけて縫えるようにしました。
そして、革ベルトの付け根部分も本体ムーブメントのRに綺麗に沿うように創りました。
R部分に直接の革ベルトだと不自然ですもんね。
バックル部分の革ベルト製作にも問題発生
腕時計ベルトが完成してムーブメントにつけて、バックルにもつけてようやく完成かと思いきやバックルが綺麗に止まらない…元々腕時計ベルトがバックルにはこのようについていたで、厚みがほとんどなかったのですが、革なので今回このように作った為厚みが出てしまったようでした…
ここは想定できたなかった…どうにかバックルが綺麗につくようにピンを曲げたら解消できるのではないか？
それとも依頼主に許可を得て、バックルを削ったら上手く腕時計ベルトのバックルが付くか色々試案しましたが、作り直すことにしました。
再度1から創り直し、次はバックルに留めるピンの部分の所を革を薄く作るのですが、薄すぎたら強度がでないし、革が厚いと前回と同じになってしまうので試行錯誤して、ようやく完成です！！
作り直した腕時計ベルトは綺麗にバックルにつくようになりました。
このようにフルオーダーメイドで創るというのは創る前に想定できていないような様々な問題が出てくることがあるのですが、極力見ただけで判断できることが大切になります。（お預かりした革製品を分解してみないと理解出来ない職人だとフルオーダーメイドや修理やリメイクは何が起こるか怖くて受けられません）
創作鞄槌井では他のお店ではできないと言われて断られたというようなものでも、制作可能なことも多数あったので是非一度ご相談ください。
革専門店の創作鞄槌井にフルオーダーメイドはお任せください
神戸元町の創作鞄槌井ではオーダーメイドなどお客様のご要望に合った商品カスタマイズや革選びに柔軟に対応しています。店頭商品も全て創作鞄槌井のオリジナル革製品なのでご希望のオリジナル革製品にカスタマイズ可能です。革製品のことでしたら、神戸元町の革専門店創作鞄槌井フルオーダーメイド歴10年以上の職人にご相談ください。
「お気に入りの腕時計の革ベルトが古くなったから、こだわりオーダーメイド革ベルトを製作したい」などご相談があれば職人の仁さんや癒し担当のみゆに何でもご相談くださいね。
本日も工房日記を読んで頂いてありがとうございます！
神戸元町のオーダーメード店創作鞄槌井では革鞄のオリジナルバックや革財布、
革小物のオーダーメイドも承っておりますので、
神戸元町にお越しの際は、是非一度創作鞄槌井にお越しください。
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